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母と離婚した父と会いたいと思えません
2年ほど前に両親が離婚しました。
両親の性格の不一致や嫁姑問題などが絡んで、幼い頃から長年冷えきった家庭でした。どちらも夫婦関係に無理を感じて離婚話は何度もあがっていたものの、母は経済的な不安や環境の変化への不安から何度も迷っていましたが、父が「ひとりになりたい、限界だ」とギブアップした形での離婚でした。
父は子供である私は可愛がってくれましたが、いつも父の実家の肩をもち、子供の目線でも父からの母への愛情を感じたことはありません。
そんな父に対して私は不信感を持っています。
離婚してから父からの連絡がちょくちょくあるのですが、私はどうしてもそれが苦痛です。それまで電話もメールもほとんどしたことなどなかったのです。
だいたいは会いたいという内容です。しかし私はもう小さな子供でもありませんし(もう成人しています)そう頻繁に会っても長く話す近況話もないし、気まずいというか自分でも不思議なほど父に対して会いたい、会っても嬉しいといった感情は湧きません。
ひとりになりたいから「家族」という団体を自ら手放したのに、母だけと関係を切って子供とは今までどおりの関係を保ちたい思っている父は都合がよすぎると思うのです。
両親の離婚に私は反対しませんでしたが、やはりすべてを納得できたわけではなかったのだと思います。
こんなふうに考える自分はこどもっぽいでしょうか?
父からの着信やメールがあると、取る前からすごく憂鬱な気分になります。
そして親に対してそのような感情を持つ自分への自己嫌悪もあります。
母への後ろめたさもあるのかもしれません(母からは好きに連絡したり会えばいいといわれていますが)。
できればそっとして放っておいてほしいのです。
しかしどのように伝えていいかも分かりません。
あまり会いたくはないけれど、心底憎いわけでもないんです。
私は今後、父とどう接していけばいいんでしょうか。