男性のほうが、女性より、ストレスと株価の連動が強い
ストレスと株価の相関を、男女別に見ると、次のようになっていました。
(青色部分は、相関係数0.7以上または、-0.7以下。以下同じ)
男性は、ストレスと株価が強い連動(逆相関の関係)を示していましたが、女性は、株価との連動はあまり強くありませんでした。
年代の高い人のほうが、株価との連動が強い
年代別に見ると、次のようになっていました。
| 年代別 | 相関係数 |
| 10代以下 | -0.50 |
| 20代 | -0.60 |
| 30代 | -0.79 |
| 40代 | -0.78 |
| 50代以上 | -0.79 |
年代の高い人のほうが、ストレスと株価の連動が強く、年代の低い人は、あまりストレスとの連動が見られませんでした。
「会社員」 のほうが 「公務員」 より、ストレスと株価の連動が強い
職業別に見ると、次のようになっていました。
| 職業別 | 相関係数 |
1 | 会社員 | -0.77 |
2 | 団体職員 | -0.72 |
3 | 公務員 | -0.66 |
4 | 学校法人職員 | -0.64 |
5 | パート | -0.54 |
6 | 自営業 | -0.51 |
7 | 派遣社員 | -0.50 |
8 | 学生 | -0.49 |
9 | 医療法人職員 | -0.45 |
10 | アルバイト | -0.42 |
11 | 主婦 | -0.40 |
12 | 無職 | -0.28 |
13 | 店舗職員 | -0.23 |
14 | 事務所職員 | -0.15 |
(*男女年代別構成比による調整値との相関)
対象人数が少ない職業もあり、明確なことはわかりませんが、会社員などビジネス要素の強い職業のほうが、公務員、学校法人職員、医療法人職員などより、「ストレス」と「株価」の連動が強いようです。
地域別では、首都圏は株価との連動が強い
地域別に見ると、次のようになっていました。
| 地域別 | 相関係数 |
1 | 首都圏 | -0.80 |
2 | 中国 | -0.67 |
3 | 北信越 | -0.57 |
4 | 関東 | -0.57 |
5 | 北海道 | -0.54 |
6 | 九州 | -0.48 |
7 | 近畿 | -0.45 |
8 | 東北 | -0.45 |
9 | 四国 | -0.44 |
10 | 東海 | -0.39 |
(*男女年代別構成比による調整値との相関)
首都圏(東京、神奈川、埼玉、千葉)の人の場合は、ストレスと株価の関係が強くなっていました。