天気とストレスの関係はどうなっているのか?
天気は、局地性が強いという特徴があります。また、一日の中でも大きく変動します。
朝、家を出たときには雨が降っていたのに、会社や学校に着いたらまったく雨など降っていなかったというケースもあります。
局地ごとの差、時間ごとの変動が激しいため、天気とストレスの関係については、参考程度にお考え下さい。
「雪・みぞれ」の日には、ストレスが高くなる傾向がある
<快晴、晴れ、曇り、雨>
当データでは、「快晴」「晴れ」「曇り」「雨」ではほとんどストレスの違いは見られませんでした。
<雪・みぞれ>
「雪・みぞれ」のときには、ストレスが高くなる傾向が見られました。「雪・みぞれ」の場合は、天候よりも、気温の低さが要因となっている可能性もあります。
普段雪の降らない地域では、雪が降ると交通機関が乱れます。1時間で到着するところが、2時間、3時間かかることもあります。「遅れ」「待ち時間」というのは、ストレスを生みやすい要素の一つです。
また、雪道を歩くときには、一歩一歩かなり気をつけて歩かなければいけません。慣れていない「いつもと違うこと」をやるときにも、ストレスは大きくなります。
そうした種々の派生要因が、「雪・みぞれ」時のストレス上昇と関係している可能性もあります。
<霧雨>
霧雨は、約10年間の全日数(3726日)中わずか6日でしたが、少し特異な現象であったため、あえて抽出してみました。霧雨のときにはストレスが低くなっているようです。
データ数が少ないため明確なことはわかりませんが、もしかすると、ミストを浴びているような状況のときは、心身がリラックスできるのかもしれません。