寒いときには、起きるだけでもタイヘン
気温が低いときには、朝起きられなくなり、遅刻・欠勤などが起こりやすくなるようです。
平均気温を、0度台、10度台、20度台、30度台に分けてみると、気温との関係は、以下のようになっていました。平均気温が低い日ほど、チェックする人が多くなっていました。
寒いときには、朝起きるだけでも大きなエネルギーを使います。それだけでも、かなりの負担になります。また、寒い中、外に出て仕事や学校に行くのもけっこうタイヘンです。
もともと、ストレスとは、「エネルギーの消耗(すり減り)」のことと考えられています。寒いときには、朝から、たくさんのエネルギーを使いますので、ストレス状態(エネルギー不足)が起こりやすい時期と言えます。
暑いときには、不眠、疲労が出やすい
暑いときにも、体はかなりこたえます。気温が高くなり、暑い時期になるほど、食欲が減り、眠れなくなり、疲れが出てくる傾向が見られました。
暑いときは、イライラ感にも注意!
イライラや憂うつな気分は、暑いときにも寒いときにも起こっていました。どちらかというと、暑いときのほうがイライラや憂うつな気分が起こりやすいようです。
適温のときが、一番「アタマ」が働く
「アタマの働き」は、適度な気温のときに、一番最適な状態になり、気温の高いとき、気温の低いときには低下する傾向が見られました。「アタマの働き」を高めるには、適切な室温管理が大切と言えそうです。