職業によって、ストレスには差がある
職業別のストレスは、下記の通りでした。(ストレスの高い順)
| 職業別ストレス | スコア |
1 | 無職 | 52.7 |
2 | 店舗職員 | 51.9 |
3 | アルバイト | 51.6 |
4 | 主婦 | 51.1 |
5 | 自営業 | 50.6 |
6 | パート | 50.3 |
7 | 学生 | 50.3 |
8 | 事務所職員 | 50.3 |
9 | 派遣社員 | 49.6 |
10 | 公務員 | 49.5 |
11 | 団体職員 | 49.5 |
12 | 会社員 | 49.5 |
13 | 医療法人職員 | 49.2 |
14 | 学校法人職員 | 48.9 |
(*男女年代別構成比による調整後。スコアは全体平均を50としたときの偏差値)
会社員、公務員、医療法人職員(医師・看護師等)、学校法人職員(教師等)など、比較的安定した職業の人は、ストレスが低いのに対して、安定していない職業の人は、ストレスが高い傾向が見られました。
会社員、公務員の方の中にはストレスの高い方もたくさんいますが、相対的に見ると、自営業、パート、事務所職員、派遣社員などより、ストレスが低い状態となっているようです。
「非正規」の人は、ストレスが高い
正規雇用者、非正規雇用者(派遣労働者、パート、アルバイト)、無職に分けてみると、無職、非正規雇用者、正規雇用者の順でストレスが高いことがわかりました。
メンタルヘルス分野では、アンエンプロイメント(無職・失職)の状態は、メンタルヘルスを低下させる大きな要因とされていますが、ストレス面からもその一端が確認されました。