【小中高生版】 口で言えないときは、手紙を書いてみては?
手紙を書きましょう
お父さん、お母さん、先生、スクールカウンセラー、おじいちゃん、おばあちゃんなど、話を聞いてほしい人、助けてほしい人はいますか。
面と向かうと、何も言えなくなって、なかなか伝えられないものです。
手紙なら、少しは伝えられるかもしれません。
手紙を書いて、渡してみましょう(わかるところに置いておきましょう)。
原稿を書いてみる…
コピペして保存しておいて、プリントアウトするか、清書しましょう。
書き方は、もちろん自由です。
いきなり書き始めると書きにくいので、「手紙を書きました」ということを前置きにするといいかもしれません。
|
いじめにあっているときは?
いじめにあっているときには、今までにあったことを、書けるだけ書きましょう。
|
たくさん伝えたいことがあるときは?
1回の手紙で全部を書こうとせずに、何回かに分けて書いてもいいかもしれません。
|
「親身になってもらえるかどうか心配」というときは?
最初の手紙は、「探りを入れる」つもりでもいいと思います。
1回書いて出してみて、親や先生の反応がよければ、もっとたくさん書く。反応が悪ければ、別の人に手紙を書いたほうがいいかもしれません。
「死にたい」などの気持ちがあるときは?
「死にたい」とか、「仕返ししたい」とか、場合によっては「殺したい」というような気持ちも、持っているかもしれません。
手紙に、「死にたい」などと、ストレートに書くと、親はビックリして、パニックのようになってしまう可能性があります。
パニックになると、余裕がなくなって、助ける能力が低下します。
「気持ち」という言葉を加えて、「死にたい気持ちが浮かんでくる」「仕返ししたい気持ちが強い」「殺したい気持ちになる」と表現したほうが、親のショックが和らぐかもしれません。
|
「手紙でも、親や先生に言えない」という人は?
親にも先生にも言えずに、つらいとき、苦しいときは、公共機関などの相談窓口を利用しましょう。
下記は、小学生、中学生、高校生のための無料相談窓口です。
スマホ・携帯電話からでも無料で、通話料はかかりません。
*IP電話(050で始まる番号)はつながらないこともあります。
■ 24時間子供SOSダイヤル
0120-0-78310 なやみ言おう
(文部科学省・地方自治体)
いじめに限らず、小中高校生のSOS全般を受け止めてくれる窓口、として設けられています。
24時間対応です。
■ 子どもの人権110番
0120-007-110
(法務省法務局)
「学校でいじめを受けている人や、親から虐待されている人で、親や先生に言えない人は電話を下さい」とホームページに書かれています。
平日の午前8時30分から午後5時15分まで
■ チャイルドライン
0120-99-7777
(ボランティア団体)
「かかえている思いを誰かに話すことで、少しでも楽になるよう、気持ちを受けとめます」とホームページに書かれています。
18歳まで 毎週 月曜日~土曜日 午後4時~午後9時
相談先概要。クリックすると、大きい画像になります。
■ 相談の仕方がわからない人は
相談の仕方はこちらのページをご覧下さい。
相談先情報参考:24時間子供SOSダイヤル、子どもの人権110番、チャイルドライン 各ウェブサイト
Illustrations: Shutterstock
著・構成:ストレスケア・コム
Illustrations: Shutterstock
著・構成:ストレスケア・コム