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日常生活は、無意識のうちに「頭」を使っている
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私たちは日常生活の中で、一見、頭を使っていないように思えることでも、実はかなり頭を使っています。
ほとんどの行動は、目や耳から情報を受け取り、その情報を判断して、行動を決めるというプロセスを経ています。こうした「
情報処理」が頭の中で無意識のうちに行われています。
仕事や勉強で、頭を使うことはイメージしやすいと思いますが、それ以外のことでも、けっこう頭を使っているものです。
・買い物をするとき (「どちらが得? どちらが安い?」と考える)
・運転をするとき (どの道を行くと早く着くか考える)
・インターネットを見るとき (どの情報が役立ちそうか考える)
・メールを送るとき (文章を考え、宛先を間違えないように確認する)
・人と話をするとき (何を伝えるか考える)
・料理を作るとき (どの順番で作るか考える)
このように、何らかの形で頭を使っています。
こうした日常生活の各場面でも、ストレスが
頭の働き(認知能力 cognitve ability)に影響を与えていることが少なくありません。